クワガタ、カブトムシの捕れる時期が分かったところで、次はクヌギの木の見つけ方・見分け方について説明したいと思います
クワガタ、カブトムシというのはクヌギの木以外でもコナラ、ヤナギ、ブナ、カシ、シマトネリコなど意外といろんな種類の木に寄ってきます
というのもこれらの木はクワガタ、カブトムシの大好物である樹液が出やすいという理由からなんです
この樹液に集まってくるクワガタ、カブトムシを採集する方法を樹液採集といいます
樹液採集以外にもトラップ採集、外灯採集、林道採集、材割り採集などの採集方法がありますがこれから採集をはじめる方にはこの樹液採集がおすすめです
なぜ樹液採集をおすすめするかというと、「簡単」で「たくさん」捕れやすいからです
なかでもクヌギは樹液もたくさん出るうえに、他の木と見分けやすく、まさに樹液採集にはもってこいというわけです
では、採集方法が分かったところで具体的にどうやってクヌギの木を見つけたらいいのかご紹介します
まずは特徴から
まず、クヌギの木の特徴としては樹皮が黒く、ひび割れたようになっている葉は細長く、ギザギザしている秋になるとドングリが実るなどの特徴がありますが、それでもはじめのうちはどれがクヌギの木なのか見分けがつきにくいと思います
おすすめの探し方なので一番簡単な方法としては、「〇〇町 クヌギ 植樹」などで検索することかなと思います
とくに公園などにクヌギが植樹されている場合は、公園のマップに植樹場所が載っていたりしますし、クヌギの木に「クヌギ」と標識がされていたりしますので見つけやすいですね
国有林に植樹されていたりもしますが、国有林や県有林はパトロールの方が巡回されてますのでトラブルにならないようご注意下さい
近くに分かりやすいクヌギの木が植えてあったって方はラッキーですね
やはり実際に目で見てどういう木なのか特徴を掴むのが一番ですからね
逆に「検索にヒットしなかった」、「立ち入れそうな場所じゃなかった」って方は自力で探し出すことになりますので、その方法についてもご紹介します
見つけやすい時期
一言でクヌギの木といっても、樹齢や生える場所によって幹の形が違うため「これはクヌギかな」なんてことが多々あると思います
まぎらわしい木としては同じブナ科であるコナラ、アベマキ、クリ、カシ、シイなどがありますが、これらの木との見分けは難しく、はじめて採集する方のハードルを上げているのはこれらの木たちだと思います
しかし、比較的見分けのつきやすい時期というのが存在します
それがまさに【その1】時期についてでも紹介した7月~8月です
この時期はクヌギの葉が垂れ下がり、黄緑と深緑の2トーンカラーになります
この2トーンカラーの葉っぱは遠くからでも確認できるため、森や林の中にあるクヌギも簡単に見つけ出すことができますよ
また、逆に冬のクヌギというのも、枯れ姿が綺麗で樹皮の黒さとあわせて見つけやすくなっているため冬場のうちに見つけていくというのもいいと思います
冬の時期の写真がGOOGLEマップに採用されている地域は、「きれいに枯れた部分=クヌギ林」という具合にグーグルマップで探せたりもしますよ
逆に見つけにくい時期というのが春と秋ですこの時期は葉っぱが他の木と同化しやすいため、慣れていない方は他の木の葉っぱと区別がつきにくいです
まとめ
以上のように7月~8月が最もおすすめの時期になります
夜いきなりクヌギの木を見つけに行くのは難易度が高くなりますので、昼間の明るいうちにクヌギの木をたくさん見つけておきましょう
さらに7月~8月はクワガタ、カブトムシの全盛期でもあるため、まさに採集にもってこいの時期といえますね
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