スマトラヒラタの産卵セットを組む場合、産卵木は必須かと言われればそうでもないかもしれませんが入れた方が産卵数がUPしやすい傾向にあると思います
産卵のスイッチが入るとか産卵時の足場の役割を果たすからといった理由ですね
今回はそんな産卵木を使用する際の手順について説明していきます
産卵木の選び方
産卵木はクヌギやナラあたりが現在主流となっています
最近はフリマサイトなどいろいろなところで販売されてますので柔らかく芯の少ないものを購入しましょう
必要数は産卵セット1セットあたり1~2本です
今回はやまのふもとさんで購入した径10㎝程度のクヌギ材を使用していきます
樹皮剥がし
まず産卵木の樹皮をナイフ等で剥がしていきます
産卵木はシイタケのホダ木を再利用されているものが多く、そういったものには駒打ちの痕があります
♀が駒打ち痕を嫌って産卵木に近づかないことがありますので綺麗にしていけばベター♪
スプーンの後ろ側などでくり抜けば綺麗になるよ
加水
樹皮を剥がしたら加水していきましょう
今回はケースを2重にして上に水を張る方法でやっていきます
15分ぐらいで1回産卵木を回してまた15分、合計30分ぐらい浸けたら水から上げておきます
雑虫・雑菌処理
産卵木には雑虫や雑菌がいる可能性があるため処理をしておいた方がいいです
処理の方法はいくつかあり、熱湯につける方法や、レンジでチンする方法そして今回紹介する冷凍する方法などです
R.大統領の場合、家族に理解の得られやすい冷凍する方法で処理しております
レンジでチンすると爆発する場合があるから気を付けて!
加水後、ある程度水が切れたらフリーザーパックに入れて冷蔵庫へ入れます
解凍するときに陰干しするのでザックリ水が切れてればOK
冷凍する時間は12時間以上は必要です
以前12時間程度で取り出した際、中から雑虫が出てきたことがありました
虫の生命力すごい!
冷凍処理が済んだら袋から出し日陰に放置して解凍させましょう
ここで雑中に入られたら本末転倒ですので虫のいない室内がいいですね
まとめ
いかがでしたか?今回は産卵木の処理の仕方について解説しました
産卵セットを組む前に必要な作業ですので計画的に行っていきましょう
産卵セットの組み方についてはこちらで解説しておりますのであわせて確認してください
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