スマトラオオヒラタクワガタの寿命

スマトラオオヒラタ

クワカブの飼育をしたことがない方にとって、国産のクワガタやカブトムシってひと夏の命ってイメージがありませんか?

ほとんどの方はそういうイメージを持たれていると思いますし、私の周りの方も皆さんそうおっしゃいます

実際のところ、適切に管理すれば国産のクワガタ・カブトムシでも冬を越せたりします

また、今回紹介するスマトラオオヒラタクワガタなんかは

成虫になってから♂で12か月から24か月♀で8~12か月ぐらいが平均のようです

上手に管理できれば3年くらい生きるものもいます

R.大統領
R.大統領

以外と長生きですよね

では長生きさせるにはどうすればよいのでしょうか

飼育環境による違い

大事になってくるのは飼育温度湿度です

まず温度に関してですが10℃~30℃の範囲外は完全にアウトです。寿命どころかそれ以前に★になってしまいます

またその範囲内であっても真夏の30℃付近のような高温下では飼育ケース内が蒸れやすく、著しく寿命を縮めます

かといって、乾燥させすぎるとフセツが取れてしまったりしますのでこれも短命の原因になります

R.大統領
R.大統領

フセツというのは足の先端付近のことをいいますね

飼育温度に関しては、私は実践したことありませんが、ブリーダーさんの中にはわざと17℃くらいの低温で管理しておられる方もいらっしゃいます

スマトラオオヒラタの快適温度が20℃~25℃ぐらいかと思われますので、それより少し低い温度にすることにより活動を制限させて、寿命を延ばすという方法です

餌の与え方

ほかに寿命を延ばす方法としては、餌の与え方にあると思います

まず、羽化してから成熟するまではなるべく安静にしておきましょう

具体的には、活発に動き出すまでは霧吹きで水分を与える程度にし、なるべく触らないようにしましょう

また、活発に動き出すようになってからもしばらくは植物性のゼリーのような消化しやすいものを与えるようにしましょう

その後の管理としては1週間に1個16g程度ゼリーを与えるぐらいにすると長寿になりやすいようです

その他の要因

その他にも

・先天的な遺伝により寿命が短い個体

・拒食ぎみな個体

・ペアリングに使用した個体

・羽パカなどの完全な状態で羽化してこなかった個体

・極端に大型な個体

などは寿命が短くなりますので、このあたりは飼育する側の手の届かない範囲かもしれません

まとめ

いかがでしたか?

初心者の方がクワガタ・カブトムシを飼育するにあたって、★にしてしまう原因としては、温度、湿度、餌の管理不足によるものが多いようです

生き物を飼育する以上は、寿命を全うするまで責任をもって飼育したいものですね

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